|数量限定クーポン配信中!!
数量限定クーポン配信中
靴の裏を見たら、かかとだけが極端に減っていた。そんな経験がある方は多いと思います。
靴は消耗品なので、履けば減ります。ただ減り方が一部に偏っているときは、歩き方や靴のサイズにクセが出ているサインです。
この記事では、すり減り方から歩き方のクセを読み取る方法と、かかとだけが減る原因、その対処法までまとめます。
目次

まず前提として、かかとから減るのは自然なことです。
歩くとき、足は必ずかかとから地面に着きます。リハビリテーション医学の歩行分析では、足が地面に着いてから離れるまでを「初期接地期」「荷重応答期」「立脚中期」「立脚終期」に分けて見ます(※1)。
このうち最初の初期接地期から荷重応答期にかけて働くのが「heel rocker(ヒールロッカー)」と呼ばれる動きです(※1)。かかとを支点にして足が前に転がっていく動きで、この間に膝が約15度曲がり、着地の衝撃を吸収します(※1)。
つまり、かかとは毎歩、最初に地面とぶつかる場所です。そこが最初に減るのは、靴として当たり前の挙動といえます。
見るべきなのは、減っているかどうかではなく減り方が偏っていないかです。
かかとと、つま先の親指側。この2か所がバランスよく減っていれば、かかとから着地して親指側で蹴り出す、という流れができています。
一方、かかとだけが極端に減る、片側だけが減る、左右で減る場所が違う。こうしたときは、歩き方か靴のどちらかに理由があります。

靴底は、歩き方が残る記録のようなものです。減っている場所ごとに、読み取れることを整理します。
最も多いパターンです。着地のときに足が外側へ倒れ気味になっていると、かかとの外寄りに荷重が集中します。
ある程度の外側寄りは多くの人に見られますが、靴を平らな床に置いたときに、明らかに外へ傾いて見えるほど減っているなら偏りが強い状態です。
着地のあと、足が内側へ入り込む動きが強いときに出ます。土踏まずが低い方に見られやすいパターンです。
つま先側がほとんど減っていないのに、かかとだけが減っている場合。足を前に放り出すような歩き方になっている可能性があります。
歩幅が大きすぎるときや、靴が大きすぎて脱げないように歩いているときに起こります。
片足だけ極端に減る、あるいは左右で減る位置が違う場合は、体の使い方に左右差が出ています。
荷物をいつも同じ側で持つ、足を組むクセがある、といった日常の習慣が影響していることもあります。
かかとが接地せず、つま先寄りで歩いているパターンです。ヒールの高い靴を長く履いている方に出やすくなります。
感覚ではなく、実際に見て確かめる方法です。
特に1番目が分かりやすい方法です。まっすぐ立つはずの靴が傾いて見えるなら、それだけ片側が削れています。
履き慣れた靴と、買ったばかりの靴を並べて比べると、違いがはっきり見えます。

では、なぜかかとだけに荷重が集中するのか。主な原因は3つです。
立っているときの重心が、かかと寄りになっているパターンです。
後ろ重心のまま歩くと、着地のたびにかかとへ体重が集中します。前へ進む力が生まれにくいので、足を前に投げ出す動きで補うことになり、さらにかかとに負担が寄ります。
壁に背中とかかとをつけて立ったとき、後頭部・背中・お尻・かかとが自然に壁につくかどうかで、おおよその見当がつきます。
背中が丸まった状態が続くと、重心の位置がずれます。頭が前に出るぶん、バランスを取ろうとして骨盤が後ろへ傾き、結果として後ろ重心になりやすくなります。
デスクワークやスマートフォンの操作時間が長い方は、この姿勢が習慣になりやすい環境にいます。
見落とされがちですが、これがいちばん多い原因かもしれません。
靴が大きすぎると、脱げないように足を前へ滑らせる歩き方になります。かかとが靴の中で浮くので、着地のたびに靴のかかとだけが地面に強く当たります。
逆に小さすぎる靴も問題です。指が動かせない状態では、蹴り出しの動きが出せません。

革靴よりスニーカーのほうが早く減る、と感じている方は多いと思います。理由は3つあります。
スニーカーのソールには、クッション性を出すために柔らかい素材が使われています。衝撃を吸収してくれる代わりに、摩耗も早くなります。
革靴のレザーソールやゴム底と比べると、減る速度に差が出るのは構造上避けられません。
スニーカーは普段履きです。通勤も買い物も休日も同じ一足、という方は珍しくありません。単純に、歩いている距離が違います。
意外と大きいのがこれです。紐が緩んだままだと、靴の中で足が前後に動きます。かかとが浮いた状態で着地することになり、特定の場所に荷重が集中します。
脱ぎ履きのたびに紐をほどくのは面倒ですが、緩みが気になってきたら締め直すだけで減り方が変わります。
減った靴を履き続けると、靴そのものの働きが落ちていきます。
片側だけ減った靴は、履くたびに足を傾いた状態で乗せることになります。減り方の偏りが、そのまま次の一歩のクセになるという循環に入ります。
ソールの溝は、水を逃がして地面をつかむための構造です。かかとの溝が消えると、濡れた路面やタイルで滑りやすくなります。
片足が傾いた状態で歩くと、無意識にもう一方でバランスを取ります。片側の偏りは、放っておくと反対の靴の減り方にも表れてきます。
減り始めのうちなら、靴修理店でかかとだけ交換できる靴もあります。ただし土台まで削れてしまうと修理を断られます。
気になり始めた段階で相談したほうが、結果的に安く済みます。
ここからは具体的な対処です。
日本の靴のサイズは、JIS規格に基づいて足の長さ(足長)と太さ(足囲)で表示されています(※2)。長さだけで選んでいる方は、足囲を測ってみてください。
また、靴の表示サイズには「捨て寸」というつま先の余裕が含まれています。23.0cm表記の靴の内寸を測ると24cm前後ある、というのが実際です(※2)。表示サイズと足の長さは、そのまま一致するものではありません。
足と靴と健康協議会は、購入時には必ず両足で試着し、店内を歩いてフィット感を確認することを勧めています(※2)。座って合わせただけでは、歩いたときのかかとの浮きは分かりません。
かかとから着地して、足の裏全体を通り、親指側で蹴り出す。この流れを意識するだけでも、荷重のかかり方は変わります。
歩幅を広げようとしすぎると、足を前に放り出す動きになりがちです。歩幅より、蹴り出しを意識するほうが自然な歩き方に近づきます。
靴紐は、足の甲をしっかり押さえるために締めます。かかとが靴の中で浮かないことが、偏った摩耗を防ぐ基本です。
一日履いた靴は、汗を吸って湿った状態になっています。素材が柔らかくなっているぶん、連日履くと摩耗が進みやすくなります。
2足を交互に履くだけで、1足あたりが休む時間ができます。結果として、どちらも長持ちします。
インソールは、靴の中で足が動く余地を減らし、荷重を受け止める面積を増やすための道具です。
足の形を変えたり矯正したりするものではありません。毎日かかる負担を靴の中で受け止める、という役割で考えると選びやすくなります。

amanogawaで取り扱っているインソールの構造も紹介します。
かかと部分が、平らではなくカップ状に立ち上がった形になっています。かかとを左右から囲む形なので、靴の中でかかとが動く余地が減ります。
一般的なインソールは、土踏まずの部分が盛り上がったアーチ構造になっています。ただしこの形は、人によっては土踏まずを押し上げすぎることがあります。
FT™ TUNING INSOLE は、ここを逆アーチ構造にしています。土踏まずを押し上げるのではなく、過度な圧迫を避ける設計です。
独自の配合でブレンドした素材を使っており、クッション性と耐久性を持たせています。水洗いができるので、蒸れやにおいが気になったときに丸ごと洗えます。
毎日靴の中に入れっぱなしになるものなので、洗えるかどうかは実用面で効いてきます。
そして、このインソールにはFINE TUNING®の技術が適用されています。素材と構造にこだわった製品に対して、さらにひと手間を加えるという考え方でつくられたものです。
FT™ TUNING INSOLE の詳細は【こちら】
ソールの溝が消えて平らになったら、グリップが落ちています。土台の層が見えてきたら修理も難しくなるので、その前に判断してください。
靴の種類によります。革靴はかかとの交換ができるものが多く、スニーカーは構造上難しい場合があります。減りが浅いうちに靴修理店へ相談するのが確実です。
後付けのかかと補修材は、摩耗そのものを遅らせる効果があります。ただし偏った減り方の原因は解決しません。サイズや歩き方の見直しと合わせて使うものと考えてください。
厚みのぶん、靴の中の容積は減ります。もともとぴったりの靴に入れるときは、元の中敷きを取り外してから入れてください。
靴のかかとのすり減りについて、押さえておきたい点をまとめます。
靴の中で足が動く余地を減らしたい方には、FT™ TUNING INSOLEという選択肢があります。かかとを包み込むカップ形状と、土踏まずを押し上げすぎない逆アーチ構造。水洗いできる素材でつくった一足です。
FT™ TUNING INSOLE の詳細は【こちら】