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白いTシャツの襟や脇が、いつのまにか黄色くなっている。洗ってもそこだけ落ちない。
この黄ばみは、普通に洗濯しているだけでは落ちません。ただし原因がはっきりしているので、正しい手順を踏めば落とせます。
この記事では、Tシャツの黄ばみを落とす手順と、そもそも黄ばませないためのコツをまとめました。
襟や脇が黄ばむのは、落としきれなかった皮脂が酸化するからです。
皮脂は油なので、水にも普通の洗濯にも溶けきりません。繊維の奥に少しずつ残り、空気に触れて酸化していきます。その結果が、あの黄色です。
襟、脇、袖口。この3か所に集中するのは、皮脂の分泌が多く、生地が肌に密着している場所だからです。
背中や胸まわりが黄ばみにくいのは、汗はかいても皮脂の量が違うためです。
黄ばみは、放置するほど繊維に定着します。つきたての黄ばみと、1年放置した黄ばみでは難易度がまったく違います。
気づいた時点で対処するのが、いちばん確実です。
使うのは酸素系漂白剤とお湯です。この2つがそろえば、たいていの黄ばみは薄くなります。
酸素系漂白剤の主成分である過炭酸ナトリウムは、水温が低いとほとんど働きません。よく働くのは40〜50℃です。
「漂白剤を入れたのに落ちなかった」という失敗の多くは、水やぬるま湯でやっているケースです。
酸素系漂白剤そのものについては、酸素系漂白剤の解説記事にまとめています。つけおきのやり方はオキシ漬けの記事で詳しく書いています。
つけおきだけで落ちない黄ばみは、皮脂がまだ残っている可能性があります。
皮脂は油なので、酸素系漂白剤だけでは分解しきれません。順番を変えると落ちやすくなります。
先に中性洗剤で油をゆるめておくと、その下にある黄ばみに漂白剤が届きやすくなります。
綿100%の白いTシャツに限りますが、煮洗いという方法もあります。
温度が高いぶん、つけおきより落ちやすくなります。ただし色柄物、ポリエステル混、ウールには使えません。縮んだり傷んだりします。
調理用の鍋を使うことに抵抗がある場合は、洗濯用に1つ用意してください。
何年も放置した黄ばみは、繊維の奥まで定着しています。家庭での洗濯で完全に戻すのは難しい段階です。
クリーニング店に相談するか、そこは諦めて部屋着にするか、という判断になります。

「漂白剤を使うと色が抜ける」というイメージがありますが、これは塩素系漂白剤の話です。
| 酸素系 | 塩素系 | |
|---|---|---|
| 色柄物 | 使える | 使えない |
| におい | ほとんどない | 刺激臭がある |
| 主成分 | 過炭酸ナトリウム | 次亜塩素酸ナトリウム |
塩素系は、汚れだけでなく服の染料そのものも分解します。だから白いものにしか使えません。
一方の酸素系は作用がおだやかで、色柄物にも使えます。黄ばみ落としに使うなら、酸素系を選んでください。
ただし、染め方によっては色が出ることもあります。大切な服は、目立たないところで先に試してから使うと安心です。
黄ばみは落とすより、つけないほうがずっと楽です。
皮脂は時間が経つほど酸化します。1日置くだけでも、落ちやすさが変わります。ためこまずに洗ってください。
洗濯機に入れる前に、黄ばみやすい部分へ洗剤を直接なじませておきます。ひと手間ですが、これがいちばん効きます。
皮脂は油なので、冷たい水では落ちにくくなります。風呂の残り湯を使うだけでも違います。
いつもの洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れておくと、皮脂が残りにくくなります。黄ばみが目に見える前に処理していることになるので、そもそも黄ばみません。
熱は黄ばみを定着させます。落としてから乾燥機に入れてください。アイロンも同じです。
色が抜けます。取り返しがつかないので、絶対に避けてください。
生地が傷み、毛羽立ちます。黄ばみは時間をかけて浮かせるもので、力で落とすものではありません。
粉末の酸素系漂白剤は弱アルカリ性なので、動物性の繊維は傷みます。これらには液体タイプを使ってください。
違います。黄ばみは皮脂の酸化、黒ずみは外からついた汚れやホコリが原因です。黒ずみには、先に洗剤で汚れを落とすほうが効きます。
皮脂汚れにはある程度効きますが、すでに黄色く変色した部分を戻す力はありません。色を分解するには漂白剤が要ります。
皮脂に加えて、制汗剤の成分が繊維に残っていることがあります。制汗剤を使っている場合は、脱いだらすぐ洗うのが効果的です。
つけおきは同じようにできます。ただしポリエステルは皮脂を吸いやすく、黄ばみが定着すると落としにくい素材です。煮洗いは縮むので使えません。
黄ばみなら1〜2時間が目安です。長く浸けるほど落ちるわけではなく、6時間を超えるとお湯が冷めて反応が止まります。

amanogawaで取り扱っているKIRUTO(キルト)は、過炭酸ナトリウムを主成分とした粉末です。パッケージの品名は「漂白洗浄剤」ですが、そのまま毎日の洗濯洗剤として使えます。
KIRUTOの特徴は、過炭酸ナトリウムに加えて酵素も配合していることです。この記事で書いたとおり、黄ばみの原因は皮脂です。色素は酸素が、皮脂やタンパク質の汚れは酵素が受け持ちます。
毎回の洗濯に使っていれば、黄ばみが目に見える前の段階で皮脂を落とせます。
また、界面活性剤を使っていません。無香料で、蛍光増白剤・着色料・柔軟剤・人工香料も入っていません。敏感肌の方や、赤ちゃん・ペットのいるご家庭でも使いやすい設計です。国内で製造しています。
洗濯1回あたりにかかるのは、約90円です。
そしてKIRUTOには、KIRUTO専用のパラメーターに調整したFINE TUNING®(FT™︎)技術が適用されています。洗濯洗剤への適用は世界で初めての試みです。
KIRUTOで洗うと、FINE TUNING®︎技術により、専用のウェアを買わなくても、手持ちのTシャツや部屋着がそのままチューニングウェアになります。
FT™︎技術の効果は洗濯後およそ1ヶ月続きます。
実際の汚れ落ちは、6種類の食べこぼしで試した検証記事にまとめています。
KIRUTOの詳細は【こちら】