コンテンツにスキップ
においの原因菌はつけおきでどこまで減る?KIRUTOを第三者機関で試験しました

においの原因菌はつけおきでどこまで減る?KIRUTOを第三者機関で試験しました

部屋干しのにおいのもとは、洗濯物に残った菌です。干し方を工夫しても、菌が残っていればにおいは戻ってきます。

では洗濯剤は、その菌をどこまで減らせるのか?

KIRUTO(キルト)で実際に試験してみました。

今回は社内での検証ではありません。依頼したのは、繊維製品の試験を行っている第三者機関です。条件も結果も、そのまま記録しています。

目次

  1. においの原因になるモラクセラ菌
  2. 試験の内容と条件
  3. 結果|5分で検出限界を下回った
  4. この試験でわからないこと
  5. においが気になるときのつけおき
  6. KIRUTOについて

においの原因になるモラクセラ菌

部屋干しした洗濯物とにおいの原因菌

部屋干しのにおいを作っているのは、洗濯物の上で増える菌です。

2012年に発表された研究では、においのする洗濯物からにおいのもとになる菌(モラクセラ属の細菌)が見つかり、この菌が生乾き臭の原因物質を作ることが報告されています(※1)。雑巾のような、と表現されるあの独特のにおいです。

モラクセラ菌は、汗や皮脂と水分があれば増えます。不潔にしているから出てくるわけではなく、普通に着て普通に洗っている服にもいます。

乾く時間が長いほど増える

部屋干しがにおいやすいのは、乾くまでの時間が長いからです。濡れている時間が長いほど、菌が増える時間も長くなります。

菌の増殖を抑えるためには、サーキュレーターを使ったり、間隔をあけて干したり、乾く時間を縮めると、においは軽くなります。

ただ、これは増えるスピードを抑えているだけで、もともといる菌を減らしているわけではありません。洗ったばかりのタオルなのににおう、ということが起きるのはそのためです。

においを止めるには、干し方だけでなく、菌そのものを減らす必要があります。

試験の内容と条件

KIRUTOの試験の内容と条件

下記条件で試験を行いました。

  • 精製水1Lに、KIRUTOの粉末を7.5g溶かした液を用意する
  • 液の温度は40℃
  • そこに菌を加えて、5分後・10分後・20分後に菌の数を数える
  • 比べる相手は、何も入れていない蒸留水

1Lに7.5gという濃さは、つけおきをするときの濃度です。バケツにお湯を張ってKIRUTOを溶かすという、つけおきの状態を再現しています。40℃という温度も、つけおきで使う温度に合わせました。

比べる相手を蒸留水にしたのには理由があります。お湯につけただけで減るのか、KIRUTOが入っているから減るのか。ここを分けないと、何を見ているのか分からなくなるからです。

なお試験では3種類の菌を調べています。この記事では、においに関係するモラクセラ菌の結果をご紹介します。

結果|5分で検出限界を下回った

結果は、はっきりしたものになりました。

まず蒸留水のほうです。5分後で1mLあたり約9万8千個、20分後で約12万個。ただ水(40℃)につけているだけでは、菌の数は減りません。

一方、KIRUTOを溶かした液では、5分の時点で菌が検出限界を下回りました。1mLあたり1個未満、つまり測定で数えられる下限より少ない、という意味です。

10分後も20分後も同じでした。減っていく途中が観測できないほど、早い段階で下がっています。

ひとつ補足しておきます。ここでいう除菌は、菌の数を減らすという意味です。菌をゼロにするものではありません。

他の菌も同様に、20分後には99%近く減少していました。

この試験でわからないこと

この試験でわかったのは、つけおきの濃度・40℃のお湯の中で、においのもとになる菌が減ったということです。ここははっきりしています。

ただし、わからないこともあります。

  • 洗濯機で普通に洗ったときの結果ではありません。試験は液の中で行っています。水の量も、時間も、動き方も違います
  • においそのものを測った試験ではありません。数えたのは菌の数です
  • 洗ったあとの衣類が菌に強くなる、という試験でもありません

報告書にも「実使用条件下での有効性を保証するものではない」と書かれています。

それでも、においが気になるときにつけおきが選ばれてきた理由の1つは、この結果に表れていると思います。

においが気になるときのつけおき

バケツに40℃のお湯を張りKIRUTOを溶かしてつけおきする様子

においが気になるものは、洗濯機に入れる前につけおきしておくと違います。手順は単純です。

  1. バケツに40℃のお湯を張る
  2. KIRUTOを規定量入れて溶かす
  3. 20分つけおきする
  4. そのまま洗濯機に入れて、いつもどおり洗う

水温は大事です。KIRUTOに使われている過炭酸ナトリウムは、水が冷たいとあまり働きません。よく働くのは40〜50℃あたりです。今回の試験を40℃で行ったのも、それが実際に使う温度だからです。

気をつけていただきたいことも書いておきます。

  • フタで密閉した容器は使わないでください。酸素が発生するので、口の開いたバケツを使ってください
  • ウール・シルク・麻などのデリケートな素材には使えません
  • 色柄物は、目立たないところで先に試してから使ってください
  • 金属のボタンやファスナーは変色することがあります

においの仕組みと日々の対策は生乾き臭の記事に、実際の汚れ落ちはつけおき検証記事にまとめています。

KIRUTOについて

KIRUTO 酵素配合・界面活性剤フリーの洗濯剤

KIRUTO(キルト)は、界面活性剤を使わない洗濯剤です。過炭酸ナトリウムと酵素で汚れにはたらきかけます。

色素は酸素が、皮脂やタンパク質の汚れは酵素がはたらきかけます。

無香料で、蛍光増白剤・着色料・柔軟剤・人工香料は入っていません。においを香りでごまかさない設計です。敏感肌の方や、赤ちゃん・ペットのいるご家庭でも使いやすくなっています。国内で製造しています。

そしてKIRUTOには、KIRUTO専用のパラメーターに調整したFINE TUNING®(FT™︎)技術が適用されています。

KIRUTOで洗うと、FINE TUNING®︎技術により、専用のウェアを買わなくても、手持ちのTシャツや部屋着がそのままチューニングウェアになります。

FT™︎技術の効果は洗濯後およそ1ヶ月続きます。

KIRUTOの詳細は【こちら

参考文献

  • ※1 Kubota H, Mitani A, Niwano Y, Takeuchi K, Tanaka A, Yamaguchi N, Kawamura Y, Hitomi J. "Moraxella species are primarily responsible for generating malodor in laundry." Applied and Environmental Microbiology. 2012;78(9):3317-3324.[PubMed
次の記事 生乾き臭の原因と消し方|洗っても取れないタオルのにおいを断つ